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Beauty Base 事業計画 2025

美容プロフェッショナルの未来を創造するプラットフォーム

Powered by SAPPORO

最終更新: 2025-09-21 | バージョン: 1.5

0. エグゼクティブサマリー

What

恵比寿にスイート型サロンスタジオ×ブランド体験を統合した「Beauty Base」を開設。5年で都内3拠点+大阪・札幌に展開します。

Why now

フリーランス化と都心賃料高騰のギャップを埋め、美容×飲料×場づくりで“都市の大人の美容コミュニティ”を創造します。

Business

固定賃料+コミッションに加え、共同プロダクト・イベント・広告を収益の柱とし、5拠点時のEBITDAを+10-15%上振れさせます。

イメージ画像

投資家向けハイライト

資本政策・投資条件(Y1)

調達金額

6.0億円

方法: エクイティ調達

バリュエーション

プレ: 9.0億円

ポスト: 15.0億円

持分構成(ポスト)

投資家: 40% | 既存株主: 60%

Term 要点

  • 優先清算権: 1x 非参加型
  • 反希薄化: Weighted Avg
  • 保護条項: 大型投資・M&A・新規融資
  • 情報権: 四半期KPI + 月次PL 共有

ユニットエコノミクス(計算可能範囲)

室あたり平均GMV

250万円/月

コミッション粗利(ネット8%)

20万円/月

平均賃料単価(50室)

33.44万円/室

感度・損益分岐

損益分岐稼働率

69.4%

式: (賃料1,672+コミッション1,000+その他310)×x=2,070

90%稼働(保守)

合計貢献: 2,684万円

+614万円

100%稼働

合計貢献: 2,982万円

+912万円

1. 市場機会と課題

都心での独立開業コストが才能あるプロの障壁となる一方、フリーランス化で独立需要は急増。既存施設は「量」に応えるのみで、才能を最大限に活かす「質」の高い要求に応えられていません。

海外で成功が証明された「成熟したビジネスモデル」

我々の「スイート型シェアサロン」は、米国や欧州市場で既に巨大産業へと成長した成熟ビジネスモデルです。日本市場は世界的な潮流から遅れており、プレミアムなシェアサロン市場はまさに手つかずのブルーオーシャンです。

Sola Salon Studios: 全米で740拠点以上を展開する最大手。

Phenix Salon Suites: 米国・英国で415拠点以上を展開。

その他、数百拠点規模のプレイヤーが多数存在し、市場を確立しています。

海外サロンスイート市場
引用:https://www.businessresearchinsights.com/market-reports/salon-and-spa-suite-market-117573

国内競合との圧倒的な差別化

比較項目 既存のシェアサロン Beauty Base
プライバシー性天井や入口がオープンなブース形式。会話や音漏れが避けられず、顧客体験が損なわれる。天井までの完全個室(スイート型)。 完璧なプライベート空間で、顧客に最高級の体験を提供可能。
施術の効率性共有のシャンプー台など。他の利用者とのバッティングで待ち時間が発生し、機会損失が大きい。各個室の機能性を重視した設計。 スムーズな施術フローを実現し、テナントの生産性を最大化。
提供価値「場所の提供」が主。単なるワーキングスペースとしての機能。「事業成長プラットフォームの提供」 場所だけでなく、学び、繋がり、発信する機会を統合的に提供。
コミュニティ機能利用者同士の交流は偶発的。スキルアップや協業に繋がる仕組みがない。戦略的に設計されたコミュニティ。 トッププレイヤーによるセミナー、勉強会を定期開催。テナント間のコラボレーションを促進。
共有ラウンジ基本的な待合室程度の機能。多機能ラウンジ。 フリードリンクバー、カフェスペース、キッズコーナー、イベントステージ、DJブースを完備。
デザイン性一般的な内装。スタイリッシュでユニークなデザイン。 SNS映えする空間設計で、誰もが写真・動画投稿したくなる環境。
テナント教育提供なし。個々のスキルに依存。体系的なスキルアッププログラム。 テナント全体の技術力とサービス品質を底上げし、施設全体のブランド価値を向上。
顧客体験施術のみで終了。施術後の体験価値を最大化。 専用のメイクアップスペースを完備し、プロ仕様の撮影スタジオでSNS映えする作品撮りまでをサポート。

2. ソリューション(提供価値)

2.1 完全個室(スイート型)の差別化価値

Beauty Baseの最大の特徴は、天井まで完全に仕切られた個室を提供することです。これは単なるコスト削減や消防上の問題を解決するだけでなく、顧客のプライバシーとプライベート空間を最大限に重視した設計思想に基づいています。

  • プライバシーの完全保護: 他の顧客との会話が聞こえない環境で、美容師との密なコミュニケーションが可能
  • 高級感の演出: 高所得者層が求める上質な空間体験の提供
  • 施術の集中力向上: 外部からの音や視線を遮断し、美容師と顧客双方が集中できる環境
  • 顧客満足度の向上: リラックスした状態で施術を受けられる快適な空間
完全個室のイメージ

2.2 多機能共有ラウンジの詳細設計

Beauty Baseの共有ラウンジは、単なる待合室ではなく、顧客とテナント双方の体験価値を最大化する多機能空間として設計されます。

A) フリードリンクバー

セルフサービスで豊富なメニューを提供。18時以降はSAPPORO黒ラベルやYEBISU等のビールも提供し、季節限定コラボも演出します。

B) カフェスペース

高速Wi-Fiと電源を完備。PC作業も可能な快適なデザインチェアを配置し、プライベート感を保ちます。

C) キッズコーナー

子供が安全に遊べる専用スペース。乳幼児から小学生まで対応した遊具を揃え、保護者も安心できる環境です。

D) イベントステージ・DJブース

セミナー、発表会、パーティーなど様々なイベントに対応する多目的ステージ。高品質な音響・映像設備を備え、DJプレイも可能です。

2.3 スタイリッシュなデザインとSAPPOROコラボ

SNS映えする空間、高級感の演出、機能性と美観の両立、ブランドアイデンティティの表現をコンセプトに設計します。

SAPPOROコラボ要素

  • 共同ブランディング: エントランス、ラウンジ等にSAPPORO星ロゴを採用し、統一感のあるブランドイメージを構築。
  • サイネージ連携: 施設内に最大40面の高輝度サイネージを設置。Beauty Baseが70%、SAPPOROが30%の優先スロットを運用し、美容情報とブランドキャンペーンを効果的に発信。
  • ブランド体験: 各スイートのドアサインに「Powered by SAPPORO」を配置し、プレミアムな体験を演出。
SAPPOROコラボ写真1 SAPPOROコラボ写真2 SAPPOROコラボ写真3 SAPPOROコラボ写真4

2.4 テナント事業成長と顧客満足度を加速させる体験設計

単なる共用部ではなく「ビジネス創出と顧客体験向上の場」として設計します。

教育プログラム

教育プログラム

トップスタイリストによる技術講習や経営ノウハウを学べる体系的なスキルアッププログラムを提供し、施設全体のクオリティを担保します。

メイクアップスペース

メイクアップスペース

ヘアセット後のお客様が次の予定のために化粧直しやフルメイクができる、照明や設備にこだわった専用パウダールームで顧客満足度を向上させます。

SNSスタジオ&撮影サービス

SNSスタジオ&撮影サービス

高品質な撮影機材を備えたスタジオとプロカメラマンによる撮影サービスで、テナントのSNS発信力と新たな収益源の創出を直接支援します。

3. 事業モデル

3.1 基本モデル

面積: 1,500㎡(50室)| 契約: 保証金2ヶ月, 1年更新, 解約予告2ヶ月

基本収益

固定賃料 + コミッション

安定収益基盤とアップサイド収益。実質粗利8%。

追加収益

サービス・物販

撮影サービス、研修・スクール、B2B/B2C商材販売。

戦略収益

広告・スポンサー

施設ブランディングと連動したデジタルサイネージ広告など。

3.2 テナント構成(50室満室時)

月額固定賃料合計: 1,672万円

平均賃料単価: 33.44万円/室

3.3 追加収益モデル詳細 (100%稼働時)

コミッション収益

店舗平均月商250万円/室 → 満室時GMV 1.25億円/月 → 粗利1,000万円/月 (粗利率8%)

研修(スクール/会場利用)

売上200万円/月 (単価50万円×月4回) → 粗利160万円/月 (粗利率80%)

広告(スポンサーシップ含む)

売上/粗利 50万円/月

物販(B2B・B2C)

月間売上300万円 → 粗利60万円/月 (粗利率20%)

※撮影サービス収益は計画の安定性を高めるため、物販・研修の粗利項目内にバッファとして含む。

3.4 月次P/L(50室モデル・詳細版)

コスト構造 (月額合計: 2,070万円)

  • 物件賃料:1,000万円
  • 人件費:650万円
  • 広告宣伝費:150万円
  • 水道光熱費・通信費:120万円
  • 清掃・保守管理費:80万円
  • その他:70万円

100%稼働時

合計貢献(粗利ベース): 2,982万円

月次EBITDA

+912万円

90%稼働時 (保守シナリオ)

合計貢献(粗利ベース): 2,684万円

月次EBITDA

+614万円

損益分岐稼働率: 69.4%

4. 多拠点展開と資金調達

4.1 展開スケジュール詳細

年度拠点展開理由投資額資金調達方法
Y1東京1本拠点として業界ランドマークを構築。高単価・高集客力を実現し、他拠点展開のノウハウを蓄積。6.0億円エクイティ調達
Y2-東京1拠点の安定運営・ノウハウ蓄積。稼働率向上と収益安定化、次期拠点展開の準備。--
Y3東京2若年層・トレンド発信拠点として展開。候補地は渋谷、原宿、恵比寿など。5.0億円銀行融資+内部留保
Y4東京3ビジネス層・高級住宅街の需要をターゲットに展開。候補地は六本木、青山など。5.0億円銀行融資+内部留保
Y5大阪・札幌関西圏・北海道圏へ同時展開し、全国ブランドとしての地位を確立。スケール効果を最大化。7.0億円銀行融資+内部留保

4.2 初回調達(Y1): 6.0億円

方法: エクイティ調達 (ポスト15億円)

4.3 出資・連携スキーム

  • 優先出資+設備協賛

    Sapporo不動産による優先出資と現物出資同等の設備協賛で希薄化を低減。

  • 収益分配

    スポンサー料・サイネージ売上の一定割合をSapporo側に配分。

  • 借入連携

    グループ信用力による銀行融資条件の優遇を交渉。

6. 財務予測(5拠点展開版)

年間EBITDA予測

稼働率シナリオと拠点別EBITDA予測

年度拠点数拠点別稼働率年間EBITDA
Y11東京1: 45%-1,200万円
Y21東京1: 70%+4,800万円
Y32東京1: 80%, 東京2: 60%+8,400万円
Y43東京1: 85%, 東京2: 75%, 東京3: 70%+18,000万円
Y55東京1: 90%, 東京2: 80%, 東京3: 85%, 大阪: 70%, 札幌: 60%+28,800万円
Y5 累計EBITDA+58,800万円

KPI目標値(Y5終了時点)

総稼働率

85%+

年間EBITDA

2.88億円+

テナント定着率

95%+

投資回収率

256%+

単施設の月次売上構成(100%稼働)

賃料収入

1,672万円/月

コミッション売上

1,250万円/月

GMV 1.25億円 × 10%

追加売上

550万円/月

研修200+広告50+物販300

総売上(100%稼働): 3,472万円/月

※稼働率に比例して各売上は線形に変動

年間売上予測(Y1–Y5)

Y1
約1.87億円
Y2
約2.92億円
Y3
約5.83億円
Y4
約9.58億円
Y5
約16.03億円

使用稼働率シナリオ:Y1 45%|Y2 70%|Y3 80%/60%|Y4 85%/75%/70%|Y5 90%/80%/85%/70%/60%

9. チーム・ガバナンス

本事業の最大の競争優位性は、各領域における国内トップクラスの実績とネットワークを持つ経営チームそのものです。

山口 昭次

代表取締役 CEO

山口 昭次 (SHOJI)

ヴィダルサスーン、Paris「COIFF1RST」最高技術指導責任者を歴任。美容業界35年のネットワークを保有する国際的トップクリエイター。

役割:

  • 営業戦略の立案と実行(事業の「顔」)
  • Beauty Baseのビジョン/コンセプトを全国でプレゼンし、アンカーテナントの誘致を主導
  • 投資家対応と戦略的パートナーシップ構築
  • アンカーテナント獲得と入居者勧誘の総責任
  • 事業全体の戦略設計とガバナンス
多田 亜樹博

取締役 COO

多田 亜樹博

「TVチャンピオン」2連覇、商品プロデュース経験、准看護師資格を有するマルチプレイヤー。複雑なオペレーション設計と数値管理を両立。

役割:

  • 営業チームの統括と現場業務の最適化(事業運営の「心臓部」)
  • 出店オペレーションの標準化と立ち上げ管理
  • テナントサクセス戦略の実行
  • 収益管理と事業効率化
  • 日常運用の統括と管理
拝戸 誠哉

取締役 CDO (Chief Design Officer)

拝戸 誠哉

美容室内装設計・デザインで35年以上の実績、累計1,500件以上の開業支援を手掛ける第一人者。空間価値の最大化を担う。

役割:

  • 施設デザインの全般責任
  • 新規拠点の空間デザインと内装設計
  • デザイン標準の構築と品質管理
  • テナント個別のデザインサポート
  • デザイン戦略の策定と実行
玄 杰

取締役 CMO (Chief Marketing Officer)

玄 杰

10年以上にわたり、複数の大手上場企業にて事業リーダーを歴任。EC・デジタルマーケティング領域を統括し、事業部長や執行役員として事業の成長を牽引。コンテンツおよびSNSマーケティングの専門家であり、自身も累計300万人以上のフォロワーを持つインフルエンサーとして活動する。

役割:

  • マーケティング戦略とSNS運用の現場指導
  • SNSマーケティング戦略の策定と実行
  • コンテンツ制作体制の構築と教育
  • インバウンド集客戦略の推進
  • ブランドマーケティングの統括

ガバナンス体制

迅速な拡張と品質維持を両立するため、透明性・再現性・監督性を担保する統一ルールを整備し、全拠点で運用します。

意思決定枠組み

CEO、COO、取締役、本部/拠点長、監査/顧問の役割と責任(RACI)を明確化。契約、投資、人事に関する権限規程を整備します。

会議体とレビュー

週次運営会議、月次経営会議、四半期レビュー、年次戦略合宿を通じて、KPI進捗の確認と戦略の最適化を継続的に行います。

リスク管理・コンプライアンス

法令遵守(建築、衛生、広告、個人情報等)のガイドラインを整備・教育。品質保証、事故・クレーム対応、情報管理の体制を構築します。

内部統制・監査

標準業務手順書(SOP)の遵守率を四半期ごとに監査。財務統制、ベンダー管理を徹底し、健全な事業運営を確保します。

8. リスクと対策

展開リスク

リスク: 急激な展開による品質低下

対策: 段階的展開と各拠点での品質管理体制構築。SOP(標準業務手順書)の徹底と定期的な監査を実施。

資金調達リスク

リスク: 銀行融資の実現困難

対策: 複数の資金調達オプション(リース、追加エクイティ等)を常に準備。1号店の成功による実績を早期に構築。

競合リスク

リスク: 大手企業の参入による競争激化

対策: 先行優位性の確立と、教育・コミュニティを核とした独自のブランド力を強化。模倣困難な体験価値を創出。

人材確保リスク

リスク: 各拠点の優秀なスタッフ確保困難

対策: 全国統一の人材育成プログラムと魅力的なキャリアパスを提供。業界内ネットワークを最大限活用。

10. 将来展望

5年後のビジョン

  • 全国5拠点での安定運営
  • 業界標準の確立
  • フランチャイズ展開の基盤構築

10年後のビジョン

  • 全国20拠点展開
  • アジア展開の検討
  • 美容業界のプラットフォーム企業へ